時給900円のアルバイト店員として勤めていた頃
僕や同僚たちはこのような条件を満たす者を勝ち組と考えていました。

 

・年収1,000万円 ・週休2日 ・定時退社 ・安定した有名企業

 

実際には、このどれか1つ、2つでも満たせれば万々歳。

誰もが知る有名企業に就職してるだけでも勝ち組に見えたものです。
(医者や弁護士は勝ち組を突き抜けて、もはや異星人です)

 

同級生達は幼少の頃から塾に通い、試験で良い点数を取り
勝ち組の条件を満たすために頑張っていました。

 

職場の同僚達も、勝ち組の条件を満たした職場への転職を目標に
日々就職活動を頑張っていました。

 

僕は学歴が無く有名企業への就職も年収1,000万円も無理そうだってので
週休2日、定時退社が確保できればいいや、程度に考えていました。

 

 

そして年齢を重ねるうちに僕の周囲にも
勝ち組の条件を満たす人達がどんどん現れはじめます。

 

とある友人は日本人なら誰もが知る超有名企業に就職しました。

インフラ系企業なのでクビにならない限り定年まで勤めることができそうです。

 

エリート枠での入社なので出世して昇給していけば
年収1,000万円も普通に射程圏内だそうな。

 

当然、周囲はみんな彼を羨みましたし、本人も誇らしそうでした。

しかし1年も経たない間に、彼の表情はどんどん歪んでいきました。

 

「辛い」「キツい」「辞めたい」「仕事行きたくない」
彼はそんな愚痴ばかりをこぼすようになりました。

 

どうやら残業や研修だらけでプライベートな時間が無いらしく
週の休みを2日確保することもできないみたいです。

 

 

彼は野球観戦が趣味でしたが、
就職してからは滅多にスタジアムに足を運べなくなりました。

 

お金はあるけど、使って楽しむ時間がまったく無いようです。

 

 

「もしや、俺の方がまだ幸せなのではないか…」

次第にそのように感じるようになりました。

 

だって彼は会うたびに辛そうな顔をしています。
「辞めたいけど辞められない」と頭を抱え込んでいます。
(まぁ、その点は僕も大差ありませんでしたが笑)

 

そして頭を抱えているのは彼だけではなく
どうやら僕の周辺だけでも大勢いる様子でした。

 

プライベートが無く、仕事して寝るだけの生活サイクル。

疲れた体を充電してる間に過ぎ去ってしまう束の間の休日。

煩わしい上司、同僚、取引先との人間関係。

 

それらは人生の幸福度を著しく下げてしまうみたいです。

 

 

もちろん仕事に遣り甲斐を感じて毎日幸せそうな友人も居ました。
でも、当時の僕の身の回りではごく少数です。

 

どんな職場に就職しても、大なり小なり大変そうでした。

 

 

一方、起業家の世界に目を向けてみると
思わず目を疑うような暮らしをしている人がゴロゴロしていました。

 

・年収1,000万円以上は『普通』

・週休5~7日が当たり前

・1日の労働時間は1時間、もしくはゼロ

・職場は家

 

とある方は大学を中退した20代の若者でしたが
気が向いた時にちょこっと仕事してひと月5,000万円ほど稼ぎ
1年の大半をフラフラ旅行しながら生きていました。

 

そしてたった2、3年のうちにサラリーマンの生涯年収分を稼ぎ
悠々自適にリタイア生活を楽しんでいました。

 

カテゴリーが違うと、ここまで常識が違うもんかと驚愕したものです。

 

 

もちろん起業家にも色んな人がいるのですが
彼のように不労収入で生きる人達のライフスタイルを知り
僕の両目はあまりの眩しさってあっという間に潰されしまいました。

 

だって、世間が言う勝ち組の人達より
どう考えても彼らの方が幸せそうに思えるんですもん。

 

他の人がどう思うのかはわかりませんが
僕にとっては『彼ら』になることが勝ち組の条件に思えました。

 

 

勝ち組の条件も、得られる人生も
目指すカテゴリーによって随分違うみたいですね。

 

冷静に考えれば当たり前のことですが、気付くのに時間がかかりました。

 

ネットを利用すれば個人が不労収入を得るのは難しくありませんし
プライベートの充実度が人生の充実度と比例する僕と同タイプの人は
雇われて幸せを目指すより、個人で幸せを目指した方が人生潤うと思います。