昔の知人に、バンドでの成功を夢見る男がいました。

 

彼はバンドに時間を割くために就職をせず
スケジュールに融通の利くアルバイト暮らしをしています。

 

当時の僕と同じです。

 

ところが、彼は僕より出勤日数が少ないにも関わらず
僕よりも遥かに稼ぎが良く、楽器や機材を頻繁に購入していました。

 

僕の方が汗水流しているのになぜ???

と、疑問に思うことすらないほどカラクリはシンプルです。

 

僕の職場は時給900円だったのに対し、彼の職場は時給1,500円だったのです。

 

1時間の単価が彼の方が高いんだから
より少ない労力で大きく稼げるのは当たり前のことですね。

 

もちろん、これはアルバイトに限りません。

ビジネスは基本的に単価が高いモノを売る人の方が少ない労力で大きく稼ぎます。

 

極論ですが利益100万円の商品を販売すれば
月に1つ売るだけで月収100万円に到達です。

 

 

例えば、僕の友人にこんなエピソードがあります。

 

彼は鬱で働けなくなった彼女を養うために
副業としてアフィリエイトを始めました。

 

寝る間も惜しんでガンガンとブログを書いて読者を集めていき
月収はあっという間に30万円を突破。

 

その間、色々と壁にぶち当たったりもしましたが
晴れてネットでの独立を果たし、彼女を傍で支えてあげています。
(自宅を職場にできるのがアフィリエイトの良いところ)

 

それからしばらく月収30万円をウロウロしていた彼ですが
『あること』を行ったところ、途端に月収が90万円を超えてしまいました。

 

30万円が90万円……3倍ですね。

 

さて、彼は何を行ったでしょう?

 

ブログを増やしたんでしょうか?

睡眠時間をさらに削って労力を増やしたんでしょうか?

広告費を投じて集客数を増やしたのでしょうか?

 

実は、彼は労力を増やしたわけではないし集客数が増えたわけでもありません。
というか、労力は以前の半分以下になっています。

 

これも理屈は簡単、彼は今までより単価が高い商品を売るようにしたのです。

 

今まで客単価100円程度だったのに対し、
売る商品を変えることで客単価を10,000円にしました。

 

客単価が上がれば労力据え置きで収入がアップすることは
冒頭のアルバイトの例からもわかりますね。

 

時給900円より1,500円の方が儲かるように
客単価100円より10,000円の方が儲かります。

 

更に彼は価格20万円の独自サービスも作りました。
売れれば客単価100円の頃に比べて2,000%増です。

 

価格を上げたら売れにくいから駄目だ!と思われがちですが
客単価が上がれば購入頻度や成約率が落ちても問題ありません。

 

1万円の商品を成約率10%で売った利益と
10万円の商品を成約率1%で売った利益は同じだからです。

 

収入アップはプライシング(値付け)次第ということですね。
これはビジネスを行う上でホントに大事なポイント。

 

 

もともと個人が行うビジネスに薄利多売は適しません。
1日の時間は24時間と定められていて、個人の労力には限界があるからです。

 

集客も、ある程度は自力で行うことができますが
より数字を伸ばしたければ広告費を投じる必要もでてきます。

 

社畜並に限界を超えた労働力でカバーするという手もありますが
彼女を支えたい彼にとって適した戦略とは言えませんね。
(逆に彼が倒れて彼女に寄り掛かる結果になりかねません)

 

安い利益の商品をいかに多く売るかを考える人より
高い利益の商品を少ない労力で売る人の方が遥かに不労生活に近いです。

 

そして、その方が案外楽に成功できたりします。

 

PS.

ちなみに彼はケチが服を着て歩いてるような男で
ビジネス以外にはほとんどお金を使うことがありません。

 

財布は色んな店のポイントカードやクーポン券でパンパンに膨れています。

 

でも金銭的に潤ってきたことで最近は余裕感が出てきました。

 

「観光名所なんてYou Tubeで見ればいい」と言ってたのに
最近は彼女を連れて頻繁に旅行に行ってるみたいです。

 

精神的な余裕も、プライシング次第のようですな。