仕事よりも家族や趣味に費やす時間の方が大切だった僕は
日常的にこんなことを考えていました。

 

「今の給料のまま労働時間4時間ぐらいにできないかな」

「出勤日数を週5より減らしても給料そのままの仕事ないかな」

 

無邪気だった僕は身の回りの常識に何の疑いの念も抱かず
大人は1日8時間、週5で働くものだと考えていましたし
友人達も誰一人、その常識を疑っていない様子でした。

 

でもその常識は僕にとって憂鬱でした。
仕事よりもやりたいこと、優先したい時間がたくさんあったからです。

 

どうやら就職してしまうと8時間、週5日の労働が義務となり
サービス残業を強要されたりすると日夜ニュース報道が行われていました。

 

なので僕の人生から就職という選択肢は消え去りました。

好きでもない労働に人生の大半の時間を捧げるのは辛いもんがあります。

 

かと言って今以上に収入が落ちては生活することもできません。
当時200万円近い借金があったので、働かないわけにはいきませんでした。

 

では、どうすれば最低限の収入を維持しつつ
労働時間や出勤日数を少なくすることができるのだろう?

 

当時の僕が考えていたことは以下の通りです。

 

・今より時給が高い職場に転職する

・生活レベルを落として修行僧のように暮らす

 

現在より高い時給の仕事を行えば、当然労働時間を減らせます。

例えばパチンコ屋のように高時給の職場に転職すれば
出勤の日数を減らすこともできそうです。

 

 

しかし偏見ながら僕はパチンコ屋の業務に良い印象を抱いていませんでした。

 

ガンガンと鳴り響く大音量の電子音、モクモクと立ち込めるタバコの煙。
柄が悪くイライラしたお客達…。

 

僕は一度もパチンコ店に入店すらしたことないくせに
一人で勝手にあれこれ悪い妄想を繰り広げてパチ屋に恐怖していました。

 

時給が上がれば仕事の大変さも上がると思い込んでいたのです。

※ちなみに意を決してパチンコ屋に面接を申し込もうとしましたが
中卒の僕は面接以前に門前払いでした(汗)

 

 

転職はリスクが高くギャンブルの要素が強いです。

 

就職して給料は満足できても、職場環境に満足できるとは限りません。
むしろ劣悪な環境下に放り込まれる危険性すらあります。

特に人間関係の摩擦はリサーチした所で調査不可能ですからね。

 

現にバイト先の同僚は次々と就職して社会に羽ばたいていくものの
半年から1年という短い期間で店に出戻りするケースが多々ありました。
(就職先の環境の悪さから逃げ戻ってくるのです)

 

 

そこで僕が選んだのは『生活レベルを下げる』ことです。

 

働く時間や日数を減らせば給料が下がりますが
修行僧のように質素な精神を持てば何とかなると思いました。

 

アルバイトの特権を活かして、たまに週4日で働く週を作ってみました。

 

店長には「もうキャリアアップさせない」と宣言され
同僚にも冷ややかな視線を向けられましたが、知ったこっちゃありません。

 

週の休みが1日増えたことで僕の生活の自由度は上がりました。
夜中まで気兼ねなく趣味の音楽を楽しめる日が増えました。

 

 

結果、借金の利息が返せなくなりました。

 

 

コンビニのATMの前で頭を抱え込んだ挙句、
頑張って貯金して買った楽器を売って利息の返済に充てました。

 

そして僕は再び週5~6日の労働サイクルに身を投じました。

 

 

生活レベルを下げて自由を得ても、それは長続きしません。
欲求不満のストレスが募り、人生の充実度が著しく下がるからです。

 

そもそも、そんな作戦で自由や豊かさが得られるなら苦労はしません。
生活レベルを下げることは、とどのつまりホームレスですからね。

 

 

結局、僕に自由をもたらしてくれたのは
時給を高めることでも、生活レベルを下げることでもなく
第三の選択肢である不労収入を得ることでした。

 

不労収入という選択肢は、当時は想定すらしていませんでしたが
冷静に考えれば仕事は何も時給で行わなきゃいけないものではありません。

 

というより働き続けなくてはいけない理由は時給仕事だからです。
(時給は労働の停止で収入も止まります)

 

だったら根本的な素を絶つこと。
すなわち時給労働を止めることが一番手っ取り早い解決策です。

 

事実、時給以外の収入先を持つことで
僕が抱えていた悩みのほとんどは解決することができました。

 

ネットの発達で昔に比べて個人が不労収入を作るのは簡単になりましたし
せっかく現代に生きてるなら、この得を活かさない手はないなと思いますね。

※方法はゼロから始める脱サラ不労生活を参考にどうぞ。

 

 

当時の僕は仕事=時給という発想しか抱いていませんでしたし、
仕事を得るには雇われなくてはいけないと決め込んでいました。

 

しかし、それはいつものように思い込みだったようです。

 

 

豊かになりたいという欲求の満たし方を考える時、
雇われる以外の選択肢を持たないと可能性が著しく低下しますね。

 

とりあえず、就職。

とりあえず、雇われなきゃいけない。

とりあえず、1日8時間働かなきゃいけない。

とりあえず、週5日働かなきゃいけない。

とりあえず、休みは土日祝日じゃなきゃいけない。

 

「とりあえず」従うにはリスキーなことが世の中には多いです。