ヒトラー『わが闘争』がビジネス書として参考になる件

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たつもん
Net Flixで見た『帰ってきたヒトラー』が面白かったので

ヒトラー著の『わが闘争』を読んでみたくなった

ということで文書版と漫画版の両方を電子書籍で購入。

 

ミア
『まんがで読破』シリーズの方は読みやすそうですね

まんがで読破版は、長さが画単行本一冊分(194ページ)

サクッと読めるので年齢問わずサラサラ読むことが可能だです。

たつもん
文書版はむずかしい言葉がおおかったな。

ただ読み応えがあるので電車移動が多い会社員の方や学生にいいかもしれない

 

インドのビジネススクール必読書!?100年経った今も『わが闘争』が読まれ続けるわけとは

 

全世界で1,200万部販売されたヒトラーの『わが闘争』

内容はヒトラー氏の個人的思想満載なので評価が分かれるところだ。

たつもん
ただ経営やマーケティングをやっている方には『わが闘争』は教本としてかなり優秀だ。

インドではビジネススクール学生の必読書になってるんだとか

自分も「これほどまでビジネスの学びが詰まっているのか!」と驚いたものです。

ヒトラーが獄中で『わが闘争』を書いたのは約100年も前の話ですが…。

いやはや時代が変わっても大衆の心理の根源は変わらないものなのですな(´ω`;)

 

「わが闘争」とはどんな本なのか

さて、そもそも「わが闘争」とはどのような本なのか。

簡単に言うとアドルフ・ヒトラー氏が自らの半生、思想を大いに語った書籍です。

 

ナチス・ドイツといえば第二次世界大戦の口火を切ったことやホロコーストが有名ですが…。

 

  • それらが起きた裏にどのような舞台背景があったのか?
  • どのような時代の流れがあったのか?
  • ヒトラーが民族差別主義者だったから悲劇が起きたのか?
  • ナチスが暴走したから世界が混乱したのか?

 

など、歴史を知ることができるのはもちろん

『大衆はそのとき何を思ったのか』が垣間見えるのが深いところです。

 

まんがで読破版の中でヒトラーの側近ルドルフ・ヘスがこのようなことを言います。

 

「ナチスが正しいかはわかりません、それは歴史が判断することでしょう」

 

ここで言うところの『歴史』とは後世のことであり、同時に読者一人一人の感性でもあると思います(まんがで読破編集長による、あとがきにもそのように書かれている)

 

「わが闘争」とは何か。客観的に述べればアドルフ・ヒトラーの半生と思想を知る資料です。

そこから何を学びとるか、どう感じるかは読者一人一人に委ねられるので、自分はあえて思想的な部分に関して否定も肯定もしません。

 

 

本書は日本では気軽に手に取ることができますが、ドイツ国内では70年間販売禁止され封印されていたデリケートな歴史があります。

※パブリックドメインになったことで解禁された。

 

ある人は熱狂し、ある人は発狂し、ある時代では称賛され、ある時代では発禁されてきた。デリケートですな(´ω`;)

 

なのでヒトラー氏の思想の是非を話題にするのは避けますが、ビジネス書としての優秀さはピカイチだと感じます。

 

ビジネス書としての『わが闘争』

 

わが闘争(文書版)の中巻以降ではヒトラーが大衆を動かすために用いた扇動テクニックや演出術を自ら解説する場面が多々あります。

 

まぁ明らかに大衆をバカにした口調が多い点は賛否が分かれそうなところですが(´ω`;)

自分は『的を射ている』と頷いてしまう機会が多かったです(自分も所詮大衆の一部なんで)

 

ヒトラー氏が意図的に多用したとされる説得のテクニックは

 

・まず民衆に『問題意識』を炊きたてた

・民衆が理想とする未来を提案し、同意を得た

・難しい言葉を使わずわかりやすい言葉を並べた

・同じことを何度も繰り返し訴え続けた

・スケープゴート(仮想敵)を用意して民衆をまとめあげた

・理屈ではなく感情に訴えかけるよう努めた

 

などなど現在のマーケティング・セールスで常套手段と言われるテクニックが多く含まれます。

 

まんが版にて印象的だったのは、ナチになる以前のドイツ労働者党にヒトラーが入党した際の最初の会議にて、まったりのんびりした会議を行う党員に対し提起した問題意識です。

 

・我々の問題は民衆に無視されていることだ

・民衆の支持を得ることが至上命題だ

・民衆が目にする機会が多い場所に露出せよ

 

彼らは当時、民衆が多く目にする場所に露出するために新聞の力を利用することを選択しました。

 

ちなみに現代で民衆が多く目にするものといえばスマホでありインターネット上のSNSや動画サイトですが、前述した『帰ってきたヒトラー』という映画はヒトラーが現代に蘇り現代メディアを駆使して民衆の支持を得ていく物語です。

 

多分、実際に彼が現代に蘇ったらSNSや動画サイトを利用しまくるんでしょうな。

 

「わが闘争」により学べることとは

前述したようにヒトラーの思想や歴史の是非は述べません。

しかしヒトラー氏が『自分(商品)を大衆にプレゼンする』能力に長けていたということは疑いようがありません。

(宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスの手腕と功績も大きいが)

なのでインドのビジネススクール学生が必読書にしているのかもしれませんね。

 

自社製品の広告宣伝や集客に困っている方、あるいはファン(支持者)を集めたいブロガーやYou Tuber。

地下アイドルやバンドマンに至るまで『わが闘争』から学び取れることがあるのではないかと思います。

 

ヴェルサイユ条約や世界大恐慌という時代背景があったにせよ、ナチスが国民から絶大な支持を得たことは揺るぎない事実です。

そしてそこには緻密な計算と入念な計画があったことが『わが闘争』の中で明かされています。

 

熱狂は操縦できる

 

わが闘争をビジネス書として見た方はそのような感想を抱くんじゃないですかね。

 

中には本を読むうちに熱狂して鼻息が荒くなってしまう方もいると思いますが、だとしたらきっと彼の『狙い通り』なのでしょう。

 

「ビジネスやるなら必読書だ!」というほど優先順位が高い書物とは思いませんが…。

D・カーネギー『人を動かす』やロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器』が好きな方にはおすすめです。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

たつもん

「好きなことで暮らす」を合言葉に14歳で学校をやめ、19歳で趣味を仕事にしはじめる。

インターネットで「暮らしの雑学」を発信しつつ、クリエイター(販売者)とファン(お客)を繋げる活動に注力している。

【以下、これまで仕事にしてきた趣味】
プロ漫画読み・絵描き・ゲームクリエイター・映像クリエイター・ゲーム実況者・作曲家・作詞家・編曲家・パフォーマー・ビジネスコンサルティング・販売アドバイザー