1年ほど前から付き合いのある人が最近脱サラして
個人でやるビジネス1本での生活を始めたそうです。

 

以前は忙しく職場を駆け回っていた平日昼間の時間に
サンダルにスウェットというラフな格好で
庭の花壇にチョロチョロと水を撒いているのがとても気持ち良いんだとか。

 

まぁでも近所の人から見ればかなり異質な光景に映りそうですが(笑)

 

前まで会社員をやっていた男性がある日突然、会社に行かなくなって
ボサボサの頭でお花に水を撒いていれば普通はリストラされたと思われますからね。

 

ちなみに脱サラして、最も自由を感じたのは
ハードディスクレコーダーの録画予約の数が減った事とのこと。

 

会社員やってる頃は時間的に見れない番組が多すぎて
ハードディスクは常に録画でパンパンだったそうですが

今はどんな深夜番組でも見たければ気軽にリアルタイムで見れるので
録画予約をすること自体が減ったそうです。

 

確かにいつ起きるも寝るも自由ですからね。

 

あと、単純に録画した番組をいつでも見る時間があるんで
仮に録画してもバンバンとあっという間に見て消去できます。

 

 

そんな彼も1年前まではごくごく普通のサラリーマンでした。

 

朝は目覚しのアラームと共に起きて
電車乗って、会社着いて仕事して、たまに残業をして

家に帰ればご飯食べてお風呂入って寝る…という
テンプレートのような毎日だったそうです。

 

それなりにいい給料を貰えていたこともあり
周囲からは羨まれる人生を過ごしていたそうですが

熱中する趣味も見つからず、燃えるような恋も後回し。
家と会社を往復して歳だけ喰っていく人生です。

 

まるで、それ以外の行動をプログラムされていない
ロボットかのように心にポッカリ穴が空き

 

 「なんか、この人生って意味があるのかなぁ」

 

と釈然としないまま、ぬらりぬらりと会社に通い続けて数年。

 

何か人生を変えるキッカケがないかとネットを彷徨ってるうちに
インターネットビジネスを発見して、取り組んでみることにしたそうです。

 

日中は会社で仕事をし、家に帰ってからのそのそとパソコンを叩き
教材を見ながらマイペースに作業を続けること半年。

彼が作ったブログからボチボチと商品が売れ始めました。

 

彼の場合1つ商品が成約すれば15,000円ほどの利益になりましたので
月に、ほんの10本商品を売るだけでも15万円に到達します。

 

彼の月収が30万円を超えるのに時間はかかりませんでした。

いつしか、家に帰ってパソコンを開かなくても
翌朝には数万円の収入が発生する状態になっていました。

 

そして1年が経ったある日、彼は仕事を辞めて
ネット1本の生活をはじめる決意をします。

 

まだまだ会社の給料には遠く及ばないネット収入ですが
1日も早く自分らしい人生を生きたい欲求が勝ったそうです。

 

そして彼は会社に辞表を叩きつけることになるのですが
これから収入が下がるというのに毎日ワクワクしていたそうな。

まるで遠足の日を指折り数えた小学生の頃のように
自分だけの人生がスタートするのが待ち遠しかったそうです。

 

 

ところが彼の決断は周囲の猛烈な反発を生みます。

 

「今の仕事を辞めるなんて馬鹿げてる!」
「安定を手放すなんて正気の沙汰ではない!」
「そんなの才能がある天才しか成功しない!」
「ああいうのは全部詐欺だ!騙されている!」
「会社のブランドが無くなったらどうせ食えないぞ!」

 

家族や職場の同僚が止めに入るならまだしも
今まで自分に大した関心も抱いていなかった連中が
死ぬ物狂いの形相で引き留めようとしてくる様子を見て彼はこのように思ったそうです。

 

「ゾ…ゾンビや…」

ホラー映画などでよく見る光景ですが
ゾンビが仲間を増やそうと必死に手や足を掴んでくる様子と同じに見えたそうな。

 

「引きずり込まれたら、人間ではなくなる!」
上手い例えだなーと思いますが、どうやらそのように感じたそうです。

 

確かに、彼が周囲の声に耳を傾けて起業を思いとどまっていたとしたら
見事にゾンビさん達の仲間入りを果たしていたことでしょう。

 

心にポッカリ穴が空いたまま趣味も恋愛も後回しの日常を過ごし
家と職場を毎日ウロウロと徘徊し、食事と排泄と睡眠だけを繰り返し

そしてテンプレート通り定年まで会社に人生を捧げた後に
ヨボヨボの手足で「ようやく自由だ!」とか言って趣味を探していたんでしょうね。

 

 

どんな人生が素晴らしいのかは価値観によって違うことなので
ゾンビさん達がゾンビのまま生きることは全然OKだと思います。

 

ただ裸一貫で作ったサイトで即行月30万円もの収入を生み出した彼に対し
会社のブランドが無くなると食えないぞ、なんてあまりに適当で無責任な言葉です。
(実際、普通に喰えてますので)

彼がかつてないほど人生に充実感を感じ道を選んだことに対し
正気の沙汰ではないなどと言えてしまうことにも首を傾げてしまいます。

 

ゾンビさん達は仲間を増やさないと死滅でもしてしまうんですかね?

別にそんなことはないと思うので
今いる仲間達とのんびりまったりしていればいいと思うのですが…。

 

もし、あなたが自由を目指しているならお気を付けください。
ゾンビは誰かが人間らしく生きることが心底気に喰わないみたいです。

 

 

PS.

すごく好きなCM↓(公共広告機構『黒い絵』↓

 

 

人と違っても、良いではないか。